新潟からできることとは・・・。
「人命救助はスピードだ」と、中越地震の時小千谷に真っ先に来てくださった。高田自衛隊の第二普通科連隊長の阿部金二氏(故人)から伺ったことが浮かんだ。
◎救助活動の妨げにならないように心掛ける
・車の渋滞がすくえる命を脅かす事態になってしまうかもしれません。
・災害の内容や規模を確認、動くべきか判断する。
◎情報をつなぐことも大きな支援になる
・時間の経過に沿った被災者対応にひつようなこと等
・現地からの情報に耳を傾け、現地が必要としていることに対応する。
◎安心して避難生活できる環境づくり
避難所のトイレについて
・トイレの確保(最優先)
・仮設トイレの便座は様式型の必要性も大きい
(高齢者や体調を崩している人は和式トイレだと負担になる為)
・トイレットぺーパーやウェットティッシュ(アルコール無)赤ちゃんや、おしりふきにも使えます。
おむつ
・大人用(種類も寝たきり用・パンツ型など)
・赤ちゃん用
※中越地震の時、高齢者がトイレを我慢して、水を飲むことを控えたりして体調を崩した事例があります。
・避難所でのプライバシー
・授乳・着替えなど
・子供の声などが気になってトラブルになるケースがある
・精神的なショックがあるので、傾聴などによる心のケア
・余震の恐怖で、建築物の窓ガラス等きしむ音に敏感になっています。
・集団生活になれない人もいます。
・在宅避難を選択せざるを得ない環境の住民にも対応策を急ぐ必要があります。
寝たきり、要介護度の高い人で在宅介護世帯
・電気・ガス・水道などライフラインが普及するまでの供給
・SNS、スマホや通信機器の電源確保、充電ができるような環境(数への対応)
◎食事について
・食のアレルギーに対応したものを確保する
・健常者でも体力が落ちていることもありますので、おかゆ等、消化の良いものを
・赤ちゃんのミルク・離乳食など
避難者への対応
・車中泊などの人にエコノミー症候群対応の情報提供を早期に!
避難所にあると助かったもの ・
・自転車(貸出)
・車椅子(貸出)
・原付バイク(貸出)
まだまだ、大変ですが熊本のみなさん、応援しています。